安田成美
ゲスト:はせくらみゆき, 矢萩直樹
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新春回の鼎談:安田成美が、矢作直樹(東大名誉教授・医師)とはせくらみゆき(画家・作家)を迎えて、お正月らしい話題から深いテーマへ。
「占い」の捉え直し:「占う」の語源は、卜(心)が“合う”=神様の心に合うこと、という視点が紹介される。古くは鹿の角や亀の甲羅など、自然物を介して“兆し”を読む文化があった。
おみくじの読み方:「吉、凶」は相対的で、凶は注意点として受け取り、後に吉へつながる可能性もある、という矢作先生のスタンス。「今が底ならこれ以上悪くならない=むしろいい」と前向きに捉え、必要な言葉を“いただく。
初詣と氏神さま:神社参拝の習慣、氏神さまの大切さ。その時住んでいる土地の神さまが氏神様。
伊勢のご神事の話:伊勢神宮でのご神事(奉納)の写真が「光に包まれて見えた」など参拝時の不思議なエピソードを語る。
神楽の核心:神楽は“自分を見せる踊り”ではなく、対象が宇宙・神・自然であり、どれだけ溶け合い、どれだけ自分が目立たなくなるかがゴール。
奉納とは:奉納は「自分(御霊)を捧げる」行為で、参加者が心を一つに、さざれ石のごとく一つになって、神様に喜んでいただける“心の在り方・振る舞い”を整えて臨む、という話。
自然からの“しるし”:伊勢神宮の奉納中のエピソードとして、動いている神楽鈴の上にトンボが止まったこと、終わった瞬間に一陣の風が吹いたことなど、自然が教えてくれる明示的であり不思議な出来事、体験の数々。
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はせくらみゆき:
画家、作家、雅楽歌人。画家・作家として国内外で活動し、芸術に加えて教育・経済・科学など分の発信でも知られている、マルチアーティスト。一般社団法人あけのうた雅楽振興会の代表理事として雅楽をはじめ、伝統文化の継承活動も行う。著書は約70冊。
矢作直樹:
東京大学名誉教授で医師、著作家。1981年金沢大学医学部卒、麻酔科・救急集中治療医を経て、東京大学医学部教授(救急医学分野)および東大病院救急部部長を歴任し、2016年に退官。臨床経験と霊性を結びつけた『人は死なない』などの。著書で知られ、現在は講演活動や執筆、株式会社矢作直樹事務所を主宰。
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